自身の怪我の経験から、人の心をも支える看護師という仕事に魅力を感じた藤澤さん。かすこまではっきりとしてきた自分が目指す看護師像について語ってもらいました。

Q.看護師を目指した理由は?

藤澤さん
藤澤さん(3年生)

僕は中学時代に部活で足に怪我をしてしまい、そのことで運動に対してトラウマを抱いていた時期がありました。当時は自分に自信がなかったので色々と頑張りすぎていたのですが、その無理がたたってしまったんです。
そんなとき、通院先の看護師さんが声を掛けてくれて「無理しなくていいよ」とか「運動は楽しむことを優先した方がいいよ」という言葉が、当時の僕には全部スッと入ってきました。気がついたら運動に対するトラウマも治してもらっていたんです。その経験から、ドクターとはまた違ったアプローチで人を支えることができる看護師に魅力を感じるようになりました。

Q.公立春日井小牧看護専門学校に決めた理由は?

僕はかすこまのオープンキャンパスには参加できなかったのですが、ホームページで「個人の見学にも対応している」という情報を見かけたので見学を申し込みました。自分ひとりにもすごく丁寧に細かいところまで案内してくださったおかげで、学校内の雰囲気や充実した設備までしっかりと把握できたと思います。
実は、別の学校のオープンキャンパスにも参加したんですが、やはりかすこまの学校見学のときに見かけた先生方が生徒一人ひとりと向き合っている姿がとても印象的だったので、それが決め手となりかすこまに入学を決めました。

Q.公立春日井小牧看護専門学校の良いところは?

まずは、クラスの関係性がとても良いことですね。僕たちの学年は1年生から新型コロナウイルスが流行しており、授業が遠隔になったり体育祭や学校祭などのイベントが中止になりました。交流できないという環境が、余計に「クラスのみんなに会いたい」という気持ちを強くしたのか、今では本当に団結力があってお互いに助け合う関係性が築けていると思います。
また、学校見学のときに感じたように、やはり先生方の生徒一人ひとりに対するサポートが手厚いですね。経験豊富な先生方からの学びは多く、なかでも「知識は優しさだ」という言葉が印象的でした。入学前は人の役に立てるようになりたいというアバウトな未来像でしたが、様々な授業を受けた今では「豊富な知識を活かし安全・安楽なケアをしたうえで、患者さんの気持ちに寄り添いたい」という明確なビジョンを持って学べていると思います。

Q.受験生の皆さんへ

僕が高校生の頃を思い出すと、当時は「看護学生になるための勉強」というもののイメージが湧かず、不安を抱えていました。今、同じように窮屈な思いをしている受験生の方には、そんなときこそ焦らずに、自分ができることを準備したうえで自分の力を信じてほしいと思います。
また、新しい環境に期待を抱いている受験生の方に対しては、かすこまにはその期待に応えてくれるような学校生活が待っていることを伝えたいですね。
ここは、同じ看護師を目指す仲間と支え合って素晴らしい時間を共有できる場所です。そして、困っているときや迷っているときには必ず近くで助けてくれる先生もいます。人見知りだったり引っ込み思案な性格の方には特に、かすこまをおすすめしたいです。