家族の手術や通院をきっかけに医療業界に興味を持った西川さん。社会人になってからでも夢に向かって挑戦する大切さを伝えてくれました。

Q.看護師を目指した理由は?

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西川さん(1年生)

大学時代は化学を専攻していて、卒業後は企業相手に安全・品質管理などを行う仕事に就いていました。
そんななか、5年前に母が腰を悪くしてしまい、名古屋の病院で脊椎に金属を入れる大きな手術を受けたんです。当時は家族で関西に住んでいたんですが、退院後も定期的な通院が必要で、医療従事者の皆さんに親身になって支えていただきました。また、痛みを抱えながらリハビリや日常生活に苦労する母の姿を見て「もし自分に医療の知識があれば、もっとできることがあるのかもしれない」と考えるようになりました。
もともとインフラ整備や社会貢献にも興味があったので、いずれは地域の困っている方の助けになれたらと考え、チャレンジする気持ちで看護師を目指すことにしました。

Q.公立春日井小牧看護専門学校に決めた理由は?

母の通院の利便性を考えると、愛知県で進学するのがいいのではないかと考えました。約13年社会人として働いていたので、仕事を辞めることで収入がなくなってしまうという不安もありましたが、かすこまの学費の安さはとても魅力的でした。また、専門実践教育訓練給付金などのキャリアアップ支援制度が利用できるのもありがたかったです。
なによりも一番の決め手は、春日井市民病院や小牧市民病院といった地域に根付いた病院との連携がしっかりしている点です。かすこまなら、僕が将来的に目指している訪問看護や地域医療といった夢が叶えられると確信したからです。

Q.公立春日井小牧看護専門学校の良いところは?

先生方が情熱たっぷりです。大学のときのイメージから、先生=ドライという印象がありましたが、かすこまの先生方は信念や想いをもって学生に接してくださっています。声かけひとつ、気配りひとつとっても人間的に尊敬できる先生が揃っていて、とても勉強になります。
校内の設備やスペースの広さも申し分ありませんし、学びにあふれた毎日が新鮮で、課題やレポートに取り組むのが楽しいです。学校全体が、ここで学ぶ学生のことを「学生ではなく実践者」として見てくれているので、より一層頑張ろうという気持ちになれています。

Q.受験生の皆さんへ

看護師という仕事は、僕のように一度社会人を経験してからでも目指せる職業です。志さえあれば、得意不得意や年齢、性別は関係ありません。
直接「ありがとう」と言っていただける仕事に就きたい、患者さんだけでなくそのご家族からも頼りにしていただきたい、そしていずれは、地域の困っている方の力になれるような安心感のある看護師になりたいと、僕も日々勉強しています。そして「かすこまなら気持ちひとつでOK!」と自信を持って言えます。一緒にチャレンジしましょう。