幼い頃、春日井市民病院で出会った看護師の優しさに惹かれ、将来へとまっすぐ進む宮腰さん。「看護師になりたいという夢はブレない」という言葉を力強く繰り返しながら、未来の展望について話してくれました。

Q.看護師を目指した理由は?

2年生宮腰さん
宮腰さん(2年生)

実は、小学校4年生の時に大きな交通事故を経験しました。救急車で病院に運ばれて...痛くて怖くて不安ばかりの私にとって、看護師さんの存在は大きな救いになってくれました。
それから私の夢はずっと看護師一筋。あの時の看護師さんの優しさや機敏さは、今でも私の目標とする看護師像になっています。
また母も同じく看護師だったので、よく仕事の話を聞かせてもらいました。母は「死と対面するなど辛いこともあるけど、患者さんが退院する姿を見られることやご家族の不安に寄り添える、他にはない仕事だ」と言っていました。
家族の応援のおかげで自信を持って看護の道に進むことができたし、今も学校生活をサポートしてもらっています。

Q.公立春日井小牧看護専門学校に決めた理由は?

もともと看護学科に行くことしか考えていなかったので、受験前から進学先について色々と調べていました。実際の受験では、私立の大学の看護学科かかすこまの二択で迷うことに...。
結果、地元で就職したいという思いや充実した環境、何よりも実習先が春日井市民病院という点でかすこまに決めました。春日井市民病院は、私が事故でお世話になった病院であり、看護師という夢を抱いた場所でもあるからです。
もちろんあの看護師さんはもういないかもしれないし、名前もわからないけど...私にとってはとても特別な場所なんです。看護師になるために資格を取って、お世話になった病院に恩返しできたらいいなと思っています。

Q.公立春日井小牧看護専門学校の良いところは?

まず、施設や設備が充実しています。実習室にはベッドが20台あって、基礎の看護技術を学ぶ時も備え付けの物品で不自由がありません。どの先生も「わかった」「できた」が実感できるまで丁寧に教えてくれるので、もっと勉強したいという思いが強く持てます。座学の部分では、大学の先生から専門的なことを学ぶことができます。知識の面でも手技の面でも、幅広い知識が得られるのがメリットですね。
また1学年1クラス制で3年間を過ごすので、自然とクラスメイトの仲が良くなります。実習や課題がつらい時でも、看護師国家資格を取るという同じ目標に向かって一緒に乗り越えています。

Q.受験生の皆さんへ

小さい頃から看護師を目指していた私は、実際に看護の勉強をしはじめて「やっとスタートラインに立てた」という気持ちでいっぱいです。今は「患者さんを第一に考えられる看護師になりたい」と思って日々勉強を頑張っています。
私のように看護師の夢に向かう学生にとって、かすこまには最適な環境が揃っています。素敵な先生や学習環境が整ったところで勉強できるので、ここに決めて本当に良かったと思っています。
かすこまには全員が同じ夢、同じ目標を持って切磋琢磨できる仲間がいます。私と一緒に看護師を目指しましょう。