職業体験で訪れた病院での出来事をきっかけに、看護師の道を目指す鈴木さん。オープンキャンパスで感じた印象から実際に入学してからの実感、将来の夢への取り組みについて語ってくれました。

Q.看護師を目指した理由は?

1年生鈴木さん
鈴木さん(1年生)

高校1年生の秋に、学校行事で病院での職業体験がありました。実際の患者さんと接したり、介助をさせてもらった時に「ありがとう」と言っていただき、とても感動したのが印象的でした。
それまでの私は将来の夢がありませんでしたが、病院での体験をきっかけに、人の役に立ちたい、感謝される看護の仕事に就きたいと考えるようになりました。
看護師の仕事は忙しくて大変...というイメージを持っていましたが、もともと人と接するのが好きだったのと、母の「資格を取って働いて欲しい」という言葉も後押ししてくれました。

Q.公立春日井小牧看護専門学校に決めた理由は?

オープンキャンパスに参加した時に感じたのは、とにかくアットホームな学校だということ。生徒の数が少ないこともあり、生徒と先生との距離が近い学校だと感じました。 なかでも、展示されていた生徒のノートを手に取って見てみたら、先生からの書き込みがびっしり!「一人ひとりにちゃんと接してくれる学校なんだ」と安心したのを覚えています。
また私自身が春日井市内に住んでいるため、学校まで自転車でも通えるほどの利便性が魅力でした。実習先や就職先は、小さい頃から親しみのある春日井市民病院や小牧市民病院。慣れ親しんだ場所で学べるのも決め手になりました。

Q.公立春日井小牧看護専門学校の良いところは?

入学して間もない頃、廊下ですれ違った先生から「鈴木さん」と呼ばれたんです。私はまだ先生の名前も分からないくらいなのに、新入学生の私の名前を覚えて呼んでくれたことに驚き、またとても嬉しく感じました。
実習でも生徒2~3人に対して1人の指導員が付いてくださると聞きました。
最新の機械や実際の空気感に触れることができ、しっかりとした現場の指導が受けられるのが楽しみです。今年は新型コロナウイルスの関係で、テストや課題のスケジュールに追われることもありますが、「この道を目指したからには」という気持ちで取り組んでいます。
将来はかすこまで学んだことを活かして、辛い時でも笑顔を忘れない看護師になりたいですね。

Q.受験生の皆さんへ

受験の準備が大変な時期だと思います。とても辛い思いをしている人もいるかもしれないけれど、ここには同じ夢を追う仲間がいます。年齢や経験が違ってもすぐに仲良くなれるのは、「看護師になりたい」という共通の夢があるから。
私たちの世代は、ちょうど新型コロナウイルスの流行時期に新学期がスタートしました。行事もなく、会える時間や実習内容も限られていましたが、逆に団結力が強まり「一緒に頑張ろう!」と励ましあえる関係性が続いています。
先輩や先生もとても優しくて丁寧なので、困ったことがあればどんどん声を掛けてみてください。かすこまの仲間がきっと力になってくれますよ。