
人の想いは見えないからこそ、
想像・対話・確認で「ズレない看護」を。
17歳で大病を患い、1年間ほどの入院・闘病生活を送りました。「この経験を活かさないと報われない」と考え、進路を変更して看護の道へ。
しかし、当時は武器になると思っていた経験も考えも、実際に看護師として働くうちに「あくまでもひとつのケースに過ぎない」ということに気付かされました。そこで学生たちには、患者さんに寄り添いながらも客観視すること、想像力を働かせつつ聴くこと、対話した上でしっかりと確認する大切さを伝えています。
看護の仕事を通じて、
自分の人生も豊かに彩られていきます。
看護の魅力ややりがいは、この仕事をしていなかったら関われなかった人やいろいろな年代の方と出会えることです。自分の知っている範囲だけで生きていくこともできるけれど、常に柔軟で素直でいれば多彩な価値観や人生に触れることができ、自分自身がどんどん豊かになっていきます。
よく「かすこまはアットホーム」と言われますが、それは先生と学生がメリハリある良い関係性を築けているからだと思います。学生が毎日悩みながらも夢に向かっていく姿を目の当たりにしていると、私自身も皆さんから色々教わっていると感じます。一緒に頑張りましょう!