出産や育児の経験から看護の世界に興味を持った奥山さん。子育てしながらの受験、そして看護師として社会復帰を目指す充実した毎日を語ってくれました。
Q.看護師を目指した理由は?

大学では英米文化を専攻し、卒業後は航空会社でグランドスタッフとして働いていました。その後専業主婦になり出産をしたのですが、子どもの体が弱く、1ヶ月に何度も入院をしたり熱性痙攣を起こしたりと、小さいうちは何かと病院のお世話になることが多くありました。
子どもが成長し、私もそろそろ社会復帰をしようと考えたときはちょうどコロナ禍で、空いた時間にYouTubeを見ていました。そのときにおすすめ動画として看護師の仕事が紹介されていて、助産師さんや看護師さんの存在がとても心強かったことを思い出し、看護師になりたいと考えるようになりました。
Q.公立春日井小牧看護専門学校に決めた理由は?
一番の決め手は、学校見学のときに「卒業生が進路相談に来る」という話を聞いて、つながりの強さを感じたことです。実習中にも先生方の付き添いがあり、病院では指導専属の看護師さんが担当してくれるなど、手厚い環境で学べるのはメリットだと感じました。
また、入学にあたって自宅を引っ越すことも検討していたので、専門学校自体の魅力はもちろんですが、子どもの学区のことなど周辺環境の良さも含めて総合的に判断しました。安心して暮らせるエリアかどうかも、学校選びの大切なポイントだと思います。
Q.公立春日井小牧看護専門学校の良いところは?
少人数制なのでクラスメイトとすぐに仲良くなれ、同じ夢を持つ仲間として「みんなで積極的に関わり合おう」、「一緒に頑張ろう」という熱意にあふれています。 先生方には経験豊富な看護師さんが多数いらっしゃるので、良いロールモデルとして良質な学びになっていると実感しています。また、わからないことがあったらすぐに質問できる雰囲気もとても助かっています。
もともと人と接するのが好きだったので、学んだことを活かして心身ともに人と関われる看護師は、本当に素晴らしい仕事だと思います。
Q.受験生の皆さんへ
一度社会に出てからのチャレンジなので、入学前は「若い学生さんたちになじめるのか?」と不安でした。でも入学してみたら学年関係なくみんな気さくで話しやすくて、あんなに心配していたのが嘘のようです。
そこで、私のように迷っている方や社会人の方がいらっしゃったらぜひかすこまをおすすめしたいと思い、オープンキャンパス係を担当しています。イベント内容は毎年変えていますので、ぜひ何度でも参加していただけたら嬉しいです。