イベント
片麻痺のある「ふくたろうさん」が、むせることなくおいしく食べられるよう食へのサポートを考えます。
飲み込みにくい食品は何だろう?食事介助をするときの工夫をどうすればよいかな?などなど事前学習を行い、グループで食品を持ち寄り食事介助をしました。
調理室でエプロン、バンダナ、タオルなど身につけ、包丁で野菜トントン刻む音、鍋でコトコトお米を炊く匂い、彩を考えながら野菜を茹でる、とろみ剤を入れてスプーンでクルクル形状を見ながら、どのグループも手際よく?準備しました。
食事を実習室へ運び、片麻痺のある「ふくたろうさん」の食べやすい姿勢を考え、自助具を使って食べたり、食事介助の方法を体験しました。
枕の位置、机の高さ、目線など体験することで看護のポイントをあらためて感じました。
とろみをつけた食事の喉越しや味の変化は、普段食べている食事とは違い違和感を感じました。
地域・在宅で療養する本人と家族への支援方法、日中の暑さや食品の保存など療養環境も考える実習になりました。
仲間のエプロン姿や自宅で下準備した煮物やゼリーなど、普段みえない姿に笑い声や美味しいにおいが溢れていました☺